期間従業員×アウトソーシング!=がっつり高収入

期間工の失業保険は90日待たなくてももらえるって本当?

COLUMN

期間工でも失業保険は適用される

alt=工場勤務中期間工の多くは必ず雇用保険に加入するため、契約満了後には失業保険を受給することができます。雇用保険の支給要件を満たしていれば、90日間の失業給付金を受け取れます。失業保険が給付される期間は雇用保険の加入期間によって変わりますが、雇用保険の加入期間が10年未満の多くの場合は、失業保険の給付日数は90日となっているため、某自動車メーカーの期間工を退職した場合も、失業保険が受給できるのは90日が限度になります。 失業保険の支給要件は「離職の日より1年以前に賃金支払いの基礎となる日数が14日以上かつ通算6カ月以上あり、雇用保険加入時期が満6カ月以上であること」とあります。 ほとんどのメーカーの期間工はこの条件を満たしているはずですので、失業保険は適用されます。しかし、欠勤が多かった場合や、月半ばで赴任した場合などは支給要件に満たないケースもごく稀にありますので注意が必要です。自分が勤務した日数が通算6カ月以上あるかどうかの確認をするようにしましょう。 以前は、期間工は6カ月以上の加入期間で失業保険が受給できたため、期間工として6カ月働いて失業保険を90日受給し、また新たに期間工として働くという方法も可能でした。そのため、以前期間工の経験があった方をはじめ、今でも期間工で半年働けば失業保険がもらえると思っている方も多いですが、現在は法律が改正されたため、1年以上の勤務が必要です。会社都合で6カ月以上の加入期間で失業保険をもらえるのは、会社の倒産や会社都合での解雇の場合だけです。

契約更新を断ると自己都合扱いになるのか

某自動車メーカーの例を挙げてみます。期間工を契約満了で退職する場合、2つのケースが考えられます。まず、契約期間満了後、会社から契約更新をしないと言われた場合です。これは、自分は契約更新をする意思があるのに、会社から断られたということで、会社都合の退職になります。もうひとつが、契約期間満了後、会社からの契約更新の申し出を断り、自分の意思で退職した場合です。 某自動車メーカーの期間工の契約更新を断った場合、自己都合扱いにはなりません。既に与えられた契約期間を満了しているため、その後の更新については、失業保険とは関係ないのです。契約が満了した時点で会社都合の退職となるので、契約更新を断って自己都合扱いになってしまうという心配はいりません。厳密にいえば、契約更新を断るのは確かに自分の都合なのですが、入社時に与えられた契約はきちんと満了しているため、自己都合にはならないのです。そのため、契約更新を断った場合でも90日の給付制限が付くことはなく、7日間の待機期間を過ぎれば、会社都合の退職と同じようにすぐに失業保険をもらえるのです。 もちろん、期間工でも自己都合扱いとなるケースがあります。期間工の退職が自己都合になるケースは、契約期間の途中で退職してしまった場合です。たとえば、1度目の契約を満了して契約更新をし、2度目の契約の途中で退職してしまった場合は、完全に自己都合での退職になります。自己都合での退職になると、90日間の給付制限が付くため、退職後に失業保険を受け取るまでにかなり待つことになってしまいます。 退職後にすぐに失業保険を受け取りたいのであれば、必ず契約が満了したタイミングで退職するようにしましょう。契約を満了していれば慰労金ももらえる会社が多いので、よほどの事情がない限り、給付制限なく失業保険がもらえるように、契約が満了するまで働く方がメリットは大きいです。

失業保険は90日待たなくてももらえるケースがある

雇用保険の資料失業保険には会社都合と自己都合があり、自己都合の場合は7日間の待機期間の後、90日の給付制限を経て失業保険が支給されます。期間工は契約によって働いているので、契約終了の場合は会社都合になります。会社都合の場合は、この90日の給付制限がありません。そのため、期間工の退職は自己都合での退職には当たらないケースがほとんどです。もちろん、契約更新を断っても問題ありません。 ただし、契約期間の途中で退職した場合は、自己都合での退職にあたり、90日の給付制限が付いてしまうので注意が必要です。企業の正社員で働いていた場合は自己都合での退職扱いになるケースが多いので、期間工の契約満了による退職なら給付制限がないというのは、期間工の非常に大きなメリットです。 期間工を退職すると、10日前後で離職票がもらえるので、それを持って所定の機関で失業認定を受ければ、7日間の待機期間後に失業保険が毎月給付されます。失業給付金を受給するためには、月1回の認定日に手続きをした施設に行くことと、2回以上の求職活動実績が必要です。求職活動は求人応募以外にも、専用窓口などでの相談なども求人実績に含まれます。 失業保険は退職日までの過去6カ月の給料を基準に算出されます。そのため、残業などで給料が多ければ多いほど、退職後の失業保険額に反映されます。月々もらえる失業保険は概ね6カ月の平均の6割程度です。退職後、失業認定を受けることで、期間工でもきちんと90日分の失業保険を受給できます。